イタリアのファッションブランドであるグッチ。

知らない人はいないのではないかという位、名の知れた一流ブランドです。

そんな、世界的に人気の高いグッチ製品には、偽物も沢山存在しています。

中にはプロでも見分けがつかないほど精巧なものも。

そこでここでは、グッチ製品の中でも腕時計に注目して、その本物と偽物の見分け方を分析していきたいと思います。

◆グッチについて

1921年にレザーファクトリーとして始まったイタリアブランド GUCCI(グッチ)。

質の高さと優れたデザインのファッションアイテムを生み続け、現在では世界を代表するハイブランドとして知られています。

グッチは、バッグアイテムを中心にレディースウェアやメンズウェアを手掛け、シューズや腕時計、フレグランスも好調。

日本では、特に、財布やキーケースなどの小物類に愛用者が多くいます。

近年では、アレッサンドロ・ミケーレによる斬新でユニークなコレクションが話題となり、ブランドに新風を巻き起こしました。

◆グッチの偽物はどこで販売されている？

グッチは世界的に知られるブランドであるだけに、偽物がかなり多いブランドだと言えます。

偽物販売者を摘発するニュース番組の映像でも、グッチ風のバッグを目にすることは多いでしょう。

グッチの偽物は、様々な場所で販売されています。

一昔前までは、露天のようないかにも怪しげな店で、いかにもな偽物が売られていることもありました。

しかし、現在ではやはりネット上での販売が多いようです。

近年特に注意したいのは、以下ツールでの購入です。

★偽物に注意したいツール

・ネットショップ

・フリマアプリ

・オークションサイト

製品としては、バッグや財布などがターゲットになりやすいですが、腕時計にも偽物の販売が見られます。

それは、「グッチ偽物 腕時計」と検索するだけで、何十件もの偽物販売ショップがヒットするほど。

オークションやフリマアプリで、本物と謳った偽物を摑まされた例も少なくはありません。

◆グッチの腕時計、偽物の見分け方

ここからは、グッチの腕時計に対して、本物と偽物の見分け方をご紹介していきます。

①ロゴを見極める

グッチのロゴは、最も本物と偽物を見分けやすいポイント。

グッチには、Optimaというフォントの字体が用いられています。

偽物には、このフォントに似たものや、フォントのルールが崩れたものが多数。

わかりやすいものを文字ごとに見ていきましょう。

・「G」

「G」の文字に注目してください。

正式なグッチロゴの「G」の文字は、右側部分が縦に垂直になっています。

偽物は、角ばった部分が丸くなっていたり、細くなっていたり。

・「U」

正式なグッチロゴの「U」の文字は、左右が非対称の太さになっています。

右が細く、左が太い文字が本物。偽物では、左右同じ長さになっているものが見受けられます。

・「C」

「C」の文字は「G」と同様。

本物では右側が垂直になっているのに対し、偽物は丸くなっていたり細くなっていたりと、違いが見られます。

このようなポイントは一例。本物のロゴと見比べて違いがないか確かめることが必要です。

②マークを見極める

グッチ製品には、「G」の文字を２つ重ねたブランドマークが用いられることがよくあります。

この正規マークには微妙に違ったデザインバリエーションがあるので把握するのが難しいのですが、偽物にはそれらと違ったデザインマークを用いているものが多く見られます。

偽物を見分けるには、モノグラム柄やメタルパーツに使われるGマークに不自然な点はないか、正規に使われているマークか調べることも必要です。

③裏面の型番やブランド名の記載を確認

グッチの腕時計には、文字盤の裏面にブランド名や型番、スペックなどが記載されています。

それらの記載がちゃんとあるか、文字がぼやけていたり雑だったりなどの不審点はないか、ロゴフォントは合っているかなど、細かな部分まで確認するようにしてください。

④竜頭のデザイン

ブランドウォッチで注目したいのが竜頭。時計の右側にあるネジ部分です。

偽物は正規品と違う形の竜頭が使われていたり、本来竜頭に彫られているマークがなかったりします。

グッチの腕時計にも竜頭にGマークが彫られたモデルがあるので、見比べてチェックしておきましょう。

⑤つくりのクオリティ

グッチは一流ブランド。

本物の腕時計のつくりは上質です。

しかし、偽物は材料もつくりもレベルが低いもの。

金属部分のバリやレザー部分の劣化、接着部分のムラなど、製品として気になる部分があれば、それは偽物の可能性が高いと言えます。

⑥価格は適正か

グッチは世界的なハイブランドです。

その時計が、あまりにも安い価格で販売されているのは不自然。

正規品と比べた時にその価格は適正かどうか、よく検討しましょう。

安いからと飛びついてしまっては危険です。

◆オールドグッチにも注意！

グッチにはオールドグッチと呼ばれるアイテムが存在します。

これは、1980年代までにリリースされていた廃盤モデルを指すもの。

これらのオールドグッチモデルには、今では珍しいロゴの形やデザインが多くあるため、レア物と偽物との見分け方をマスターするのはかなり難しいと言われています。

オールドデザインのものは特に注意して判断し、できるだけプロに判断してもらうようにしましょう。

グッチの腕時計について、本物偽物の見分け方をご紹介しました。

ブランドウォッチをネットで購入する際には、細かなところまでチェックし、見比べることが大切です。

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